第11章 人生儀礼
やってみればわかります その大切さ
■[赤ちゃんの儀礼]
 3.命名(めいめい、名づけ)



 赤ちゃんが誕生したら、先ずは名前を決めなくてはなりません。

役所への出生届けは生後14日以内に提出すればよいのですが、誕生から7日目を「お七夜」といい、命名をします。

 出産前に夫婦で字の画数や意味を考え名前を準備したり、あるいは尊敬する人や長老に名づけ親になっていただきますが、本来は生命をいただいた氏神さまから、その子の名前を授けていただくのが好ましいでしょう。

神社に相談されると、お子さんの幸福を神前に祈り、相応しい名前を命名するほか、家族で考えた候補の中から選んで命名します。

 名前は単なる識別符号ではありません。

一生の幸せを祈って、慎重に考え、読み方の難解なもの、あまり奇抜な名前はほどほどにしたいものです。

決まりましたら命名書を書き、家の神棚に貼ってお披露目します。

用紙は半紙、または命名用紙に書きます。

用紙は文具店でも入手できます。



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