第11章 人生儀礼
やってみればわかります その大切さ
■[赤ちゃんの儀礼]
 5.お食い初め(おくいぞめ)



 生後百日目に、赤ちゃんにはじめて本膳(一汁三菜)を食べさせるまねをする儀式を「お食い初め」といいます。

「この子が一生食べ物に困らないように」という親の願いが込められています。

赤ちゃんの食器を整え、食膳には、赤飯や尾頭付きの焼き魚、煮しめ、なます、お吸い物を並べ、食事の真似をさせます。

また丈夫な歯が生えるよう「歯固め」として小石を添える習慣もあります。

地方によって違いがあり生後120日目にお食い初めを行なうところもあります。

初めにご飯から食べさせるまねをします。

お食い初めの塗り膳は神社で受けるか、ベビー用品の店で求めます。



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