第3章 神社のお祭り
 2.日供祭
    (にっくさい)



日供祭は、毎日朝と夕に神さまにお供え物をするお祭りです。

私たちが毎日食事をするように、神さまにもお供え物をお召し上がりいただき、日々の氏子・崇敬者の安寧(あんねい)を祈ります。

伊勢の神宮では、日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)(常典御饌、じょうてんみけ)が毎日朝夕奉仕され、外宮の御饌殿(みけでん)において天照大御神をはじめ諸神に神饌(しんせん)をお供えします。

日本人が一日三食の食事をとるようになったのは、江戸時代からといわれています。それ以前は、一日二食が日本人の食生活でした。その伝統が引き継がれ、今でも神さまの食事は朝夕二食なのです。



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