第3章 神社のお祭り
4.例祭(れいさい)
例祭(れいさい)は、神社で行われる最も重要で盛大なお祭りです。
年に1回(神社によっては年2回)行われる祭典で、一般に例大祭ともいわれています。
例祭では、神さまの御神徳を称え、皇室のご安泰、氏子・崇敬者の繁栄、五穀豊穣などが祈られます。
例祭の期日は、神社によってそれぞれ異なりますが、おまつりされている御祭神に関係のある日や、神社が創祀(そうし)された日など、御祭神や神社に特別にゆかりの深い日が選ばれています。
この日、境内では露店が並んだり、流鏑馬(やぶさめ)などの神事や、御神楽(おかぐら)・獅子舞(ししまい)などの芸能が行われる神社もあります。
また、神輿渡御(みこしとぎょ)が行われる神社もあり、ふだんはご本殿にお鎮まりになっている神さまが、お神輿にお乗りになり、親しく氏子近くにお渡りになります。
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