第4章 神社のお参りの作法
2.初穂料
(はつほりょう)
神前に金銭や食物・お酒などをお供えするときの表書きには、
「御神前」
「御供」
「玉串料」
「御榊料」
「上」
「奉献」
「奉納」
などが用いられますが、
神社でのご祈祷や地鎮祭などののし袋には
「初穂料」
と書くのが一般的です。
初穂とは、その年に初めて収穫されたお米のことです。
もともと最初に収穫された稲穂を、感謝をこめて神さまにお供えすることを意味していましたが、後に穀物以外にも初めて収穫された野菜・魚・獣などにも用いられるようになり、さらにお米の代わりにお供えする金銭にも、使われるようになりました。
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