第5章 生活と祭り 神棚のお祭り
4.しめ縄の張り方
しめ縄を張るのは、ここが神聖な場所であることを示す意味があるからです。
しめ縄は稲藁を左綯(な)いにしたもので、牛蒡(ごぼう)のように細くて太さの変わらないものを牛蒡注連(ごぼうじめ)、大根のように元が太く先が細くなるものを大根注連(だいこんじめ)と呼びます。
次にしめ縄を張る向きは、神棚に向って右側に太いほうがくるように張るのが一般的です。
それに紙垂(しで、半紙で作ったもの)を等間隔に挟み込みます。
しめ縄は細い縄を使ってもかまいません。
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