第5章 生活と祭り 神棚のお祭り
 コラム

紙垂(しで)の作り方



 紙垂(しで)の作り方には、下げる場所や地方の慣習などによりさまざまな種類があります。

ここでは、一般的な半紙を用いて作る紙垂の作り方をお示しします。

@まず半紙を半分に切り、切った半紙を二つ折りにします。

A次に折り目を左側にして、上下互い違いに約三分の二までカッターで切り込みを入れます。
このとき、半紙を四つ折りにして切り込みの目安の筋をつける方法が一般的ですが、何枚も重ねる場合にずれてしまう欠点があります。
きれいに仕上げるためには、あらかじめ厚紙で型紙を作っておき、二つ折りにした半紙を重ね、目打ち(千枚通し)で切り込み位置の穴をあけ、定規をあててカッターで切っていくと良いでしょう。

B向かって左の折り目のある一片を頭にして、残りの三片を順に手前に折り返します。



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