神社祭事記

お正月

正月・神々を迎えるまつり

「年」(とし)とは、その年の稲の実りを表わす言葉で、春より収穫の秋に至る稲作の営みを意味しています。このことから分かるように、お正月は、単に一年という時の流れの始まりではなく、「歳神(としがみ)さま」をお迎えして、その年が豊作であり、世の中が平穏無事に、すべてのことが順調に行なわれるようにと、お祈りする大切な神祭りの行事です。

「歳神さま」は、稲魂(いなだま・稲のたましい)であるとともに、私たち日本人のご先祖の魂とも一体であるとして信仰されています。

お正月の行事は、ご先祖さまが私たちに、新たなる“いのち”と“幸福”をもたらして下さる、おめでたい行事なのです。

正月の迎え方

正月の迎え方

お正月を迎えるために、神棚におまつりしているお神札(ふだ)を一年の感謝を込めて氏神様に納めます。神棚を拭き清め新しいお伊勢さまのお神札「神宮大麻(じんぐうたいま)」と氏神さま・歳神さまのお神札をおまつりします。

お正月は、皇室の御祖先の神さまであり日本人の総氏神さまである天照大御神さまと歳神さま、そしてその土地の氏神さまから、それぞれ新たな一年の「いのち」と御神徳を授かる時で、とても重要で且つ意義のある行事であり、日本民族古来の「いのり」の心のあらわれです。

新しいお神札は、神職または神社総代・世話人の方を通じてお受け下さい。